時期によってはキャリアアップの費用が安くなる
研修の内容と費用相場
介護職員のキャリアアップの入り口となる介護職員初任者研修は、高齢者の身体介助や生活援助に関する基礎的な知識や技術を学ぶ研修です。研修の費用は通信・通学それぞれにより異なりますが、最安値で4万円前後、平均で8万円、最高値で12万円以上かかるところもあります。ただし、時期によってはキャンペーンもあるため、キャンペーンを使うと多少金額が割安となるところもあるのが特徴です。季節や地域、申し込む日にちごとに料金は異なるので、事前に確認してからできる限り最安値で申し込めるようにすると良いでしょう。特に早割と呼ばれる早期申し込みをすることで、割引となるサービスを提供しているところは複数社あるため、活用すると便利です。
受講するメリット
介護職員初任者研修を受講することで得られるメリットは、介護業界でキャリアアップできるチャンスを手に入れられることです。介護業界でのキャリアアップは、まずは初任者研修で基礎・基本をしっかり学び修了するのがおすすめです。その後、一定年数の勤務経験などを踏まえて介護福祉士やケアマネージャーなどの資格を受験する資格を手に入れることができるのもメリットです。もちろんキャリアアップだけではなく、初任者研修を修了することで今までできなかった訪問介護での高齢者への身体介助など、きめ細かいサービスを実施できるようになることもメリットとなります。身体介助だけではなく、生活援助に関しても援助していいことや、援助すると高齢者の自立を妨げるのかを判断できるのも特徴です。
